「太るのは、食べる量が多いから」「運動が足りないから」
――そう信じて、ただ食事を減らしたり、無理な運動をしたりしていませんか?
実は、体重が増える本当の理由は、カロリーの量だけでは説明できません。 同じものを食べているのに、太りやすい人と太りにくい人がいる。その決定的な違いは、「食べたものを体の中でどう処理できているか」という効率の差にあります。
脂肪を燃やすのは、体の中の「化学反応」
私たちの体の中では、食べたものをエネルギーに変えたり、古い細胞を新しく作り替えたりするために、24時間絶えず「化学反応」が起きています。これが、いわゆる「代謝」です。
脂肪が燃えるのも、立派な化学反応のひとつ。
しかし、この反応を起こすためには、絶対に必要な「材料」があります。
「たんぱく質」は化学反応を起こす主役!
ここで最も重要なのが、「たんぱく質」です。
体の中で化学反応を起こすには、『酵素(こうそ)』という職人が必要です。
そして、この酵素の材料こそが「たんぱく質」なのです。
たんぱく質: 化学反応を実際に起こす「主役(酵素・職人)」
ビタミン・ミネラル: 反応を助ける「火種・サポーター」
どんなに燃やしたい脂肪(薪)があっても、それを分解して燃やしてくれる「職人(たんぱく質)」がいなければ、化学反応は起きません。
さらに、その職人を動かす「火種(ビタミン・ミネラル)」も足りなければ、工場は完全にストップしてしまいます。
「食べたものが燃やされず、ただ積み上がっていく」……これが、体脂肪が溜まっていく正体です。
「栄養をたっぷり摂る」ほど、痩せやすくなる!
ダイエットの常識を覆すようですが、真実はこうです。
「痩せるために食事を減らす」のではなく、「脂肪を燃やす化学反応を増やすために、栄養をたっぷり摂る」のが正解です。
栄養(たんぱく質・ビタミン)が少ない状態: 化学反応が起きず、代謝が停滞。食べたものがすぐに脂肪になる。
栄養がたっぷりある状態: 体中の工場がフル稼働! 次々と化学反応が起き、脂肪がどんどんエネルギーとして消費される。
つまり、栄養をしっかり摂取するほど、体内の化学反応の回数が増え、あなたの代謝はどんどん上がり、「勝手に痩せていく体質」へと変わっていくのです。
「高効率な体」を取り戻そう
ただ闇雲に食べる量を減らすのは、暖炉の火を消してしまうのと同じです。
それでは一時的に体重が減っても、代謝が落ちてリバウンドしやすい体になってしまいます。
まずは、あなたの体がエネルギーを正しく使える状態、つまり「化学反応が活発に起きる状態」を作ること。
これこそが、健康的に、そして一生リバウンドしない体質を手に入れるための、最初にして最大のステップになります。
「…栄養をしっかり摂取するほど、体内の化学反応の回数が増え、あなたの代謝はどんどん上がり、『勝手に痩せていく体質』へと変わっていくのです。
とはいえ、『具体的に何をどれくらい食べれば、その化学反応は起きるの?』と気になりますよね。
そこで次回のブログでは、食べるだけで脂肪燃焼工場がフル稼働し始める、魔法の合言葉『まごわやさしいこ』について詳しく解説します!これを知るだけで、毎日の献立作りがダイエットの味方に変わりますよ。どうぞお楽しみに!
※今回の記事の前に読むと、効果が倍増します!





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