最近、季節柄か腰痛のお客さんが増えました。その中でも、梨状筋症候群思われる症状を呈したお客さんが立て続けに来院されました。

【梨状筋症候群とは?】

坐骨神経は、骨盤からでてお尻から大腿の後ろを通って下肢へと行きます。骨盤から出たところにある梨状筋という筋肉の下を坐骨神経が通ります。この筋肉は通常柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、おしりに痛みを起こしたり、下走っている坐骨神経をつぶしてしまいしびれがでてきます。このような病気を梨状筋症候群といいます(上記の画像は日本脊髄外科学会様のHPより引用させて頂きました)。

症状としては、おしりの外側あたりに痛みがあり、太ももの後面、下腿にかけてしびれがでることもあります。長く座っていると症状は強くなり、歩くと楽になることもあります。草むしりなどの中腰や長時間の運転など、梨状筋に負担のかかるようなことで起こりやすいのですが、MRIやレントゲンなどの検査ではみつけることができません。

 

当ラボに来院されたお客様も、一人の方は腰痛というよりも殿部から下肢痛が酷くなり、1週間程仕事を休んでいるところでした。もう一人の方は3ヶ月前から、殿部から下肢にかけての痛みと痺れが増強し、夜もねれないほどの状況だったという事でした。お二人とも最初はお尻が着けないほどの痛みだったとのこと。
2人目のお客さんの方が症状が酷いようでしたが、整形外科では画像上腰に問題無く自律神経が原因と言われたと。電気治療、牽引、鎮痛剤でしばらく様子を見たが、一向に良くならず、整体、中国はりに通っていました。中国はりで少し痛みが軽減して来たが完全には取れず。また最近ぶり返して酷くなってきたということで、当ラボにお越しになりました。
当ラボに来た時は、一時期のお尻が着けない程の痛みはなくなっていましたが、夜間寝ているときの殿部の痛み、下肢の痺れが残っていました。現在最も辛いのは、痛みと痺れで夜も眠れないことという事でした。
施術では、梨状筋にストレスがかからないように骨盤帯・姿勢調整と梨状筋のストレッチを行いました。その結果、その場での痛みと痺れは0になりました。
ヘルニアや狭窄症のように構造的に問題がないからといって自律神経の問題と片付けるのはあまりにも短絡的です。画像上は問題がなくても機能的な問題により痛みや痺れは出現します。そしてこのように機能的な問題が改善出来れば症状も軽減します。
腰痛、頚部痛、その他の問題でお悩みの方、痛みや痺れの原因は様々です。時間が経ってもなかなか治らない方は、是非ご相談下さい。